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学生に読んでほしい本 2019年度

理事長

書名 著編者 推薦文
吉岡征四郎 レイテ戦記(上、中、下) 大岡昇平 84000人の日本兵と4000人の米兵が犠牲となった「レイテ戦」を、巨視的な視点と徹底した細部へのこだわりをもって、抑制された筆致で描き切った、読むものを粛然とさせる国民的記録文学。我々はわれらの父祖のことを知らねばならない。
吉岡征四郎 黄河の水 : 中国小史 鳥山喜一 石器時代から1949年の人民共和国成立までの中国4000年史を僅か200ページで描いた。漢民族のエトスを平易な文章で触れて感じることができる稀有の書。
吉岡征四郎 山びこ学校 無着成恭 山形の山村の中学校に着任した青年教師の生活綴り方指導の成果をまとめた生徒の文集。戦後教育の一つのモデルになった。教職を目指す人には必読の本。
吉岡征四郎 自発的隷従論 エティエンヌ?ド?ラ?ボエシ 16世紀のフランスで夭逝した法官が16歳の時書いた論文の翻訳が、21世紀の日本で出版された。監修者の解説を引用する。「この小著の眼目は、圧政が支配者自身の持つ力によってではなく、むしろ支配に自ら服する者たちの加担によって支えられると論じた点にある。」

国際学部

国際学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
中山英治 情報生産者になる 上野千鶴子 第一線で活躍を続ける研究者が大学生の研究に関してわかりやすく説明をしてくれています。これを読めば最高の知的武器になります。
藤田拓之 歴史とは何か E.H.カー 歴史、すなわち過去を語るとはどういうことなのか。その答えのひとつが「歴史とは、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話である」

スポーツ健康学部

スポーツ健康学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
國本明徳 豊かさとは何か 暉峻淑子 約25年ぶりに読み返してみました。時代錯誤は否めませんが、だからこそ、"豊かさ"の本質について考えさせられました。「豊かさの条件」という続編もでています。この激変の時代,時には時間を止めて"豊かさ"について考えてみませんか。
仲田秀臣 君たちはどう生きるか 吉野源三郎 自分はいったい何者で、将来どの道に進むべきかのヒントになることが示されている本です。

経営学部

経営学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
井上博晶 ソーシャルデザイン実践ガイド : 地域の課題を解決する7つのステップ 筧裕介 創造力とデザイン力で地域?社会の課題を解決する方法を解説している本です。本書を読んで創造的思考力をつけましょう。
渡邉輝幸 サッカービジネスの基礎知識 : 「Jリーグ」の経営戦略とマネジメント 広瀬一郎 経営学科にはスポーツ経営に興味を持っている学生が少なからず居ると思います。この本はJリーグを中心に、サッカーに関わる様々なことを経営学的な視点から説明しています。授業で習った様々なことを思い出しながら読むことで、スポーツ経営というものを理解するとともに、授業で習ったことのさらなる理解につながるのではないかと思います。

商学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
浜崎章洋 ドッグファイト 楡周平 日本の大手物流会社と外資ネット通販のビジネスの攻防が面白い小説です。ネット通販ビジネスや買い物弱者のことも良く理解できるので、お勧めです。

経済学部

経済学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
米田昇平 女子学生、渡辺京二に会いに行く 渡辺京二,
津田塾大学三砂ちづるゼミ
歴史家、渡辺京二を津田塾の女子学生たちが訪ねて一問一答。自分探しなんて必要ないよ、と語る渡辺ワールドに触れてほしい。男子学生も必読。
福井清一 貧乏人の経済学 : もういちど貧困問題を根っこから考える アビジット?V?バナジー,
エスター?デュフロ
発展途上国における貧困問題の本質を、豊富な調査の経験と深い洞察力にもとづき、平易に解説した好著です。

国際経済学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
小林篤史 茶の世界史 : 緑茶の文化と紅茶の社会 角山栄 「ちょっとお茶でも」なんてよく言う人はお茶のダイナミックな歴史に触れてみましょう。
小川雅司 「社会調査」のウソ : リサーチ?リテラシーのすすめ 谷岡一郎 私の社会調査論の師である谷岡一郎氏の名著。気楽に読める一般書だが、内容は専門書そのもの。しかも実名入りでウソが指摘される過激な一冊。GIGOの意味を産大生のみなさんにも理解してほしいですね。
小川雅司 商店街再生の罠 : 売りたいモノから、顧客がしたいコトへ 久繁哲之介 どこのまちでも見かける商店街。多くの商店街で共通するのは、寂しい雰囲気。大型店に客を奪われたのは、幻想と言い切る著者。豊富な事例から、商店街再生の処方箋が提示される本書は一読の価値あり!
小川雅司 二つの大聖堂のある町 : 現代イギリスの社会と文化 高橋哲雄 多く人が憧れるイギリスは、様々な点で日本と正反対なことが多い。パブリックハウスと聞けば、私たち日本人は公的な施設を連想するが、正しくは「パブ」、そう、大衆酒場のこと。この感覚の違いに「新しい公共」を考えるヒントが見え隠れしているのだ。

デザイン工学部

情報システム学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
中山雅人 ロジカル?シンキング : 論理的な思考と構成のスキル 照屋華子,
岡田恵子
少し古い書籍ですが、理系学生として必須の能力である論理的な思考法を身に着ける助けになります。

建築?環境デザイン学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
堤展子 人類哲学序説 梅原猛 難しいとか関係ないと思われがちな哲学の面白さを人類哲学序説で知ってほしいです。

環境理工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
堀越亮 わかっていただけますかねえ ジム?シェパード 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って言われないように読んでみてください。
堀越亮 エウロペアナ : 二〇世紀史概説 パトリク?オウジェドニーク 「ちょっと何言ってるか分からない」ので読んでみてください。
花田眞理子 鎌倉資本主義 : ジブンゴトとしてまちをつくるということ 柳澤大輔 お金で測る経済資本に、社会資本(人のつながり)や環境資本(自然や歴史文化)を加えた地域資本価値を、面白がりながら増やしていく取組が鎌倉で始まりました。次は自分の街で、と勇気がわいてくるとても読みやすい本です。
花田眞理子 世界史の10人 出口治明 ライフネット生命の創業者が、「何を成し遂げたか」という結果責任で選んだ歴史上のリーダーたち。西欧中心の世界史ではなじみのない人物も、女性も登場します。
歴史好きのあなたにも、未来志向の君にも、一読を勧めたい人生の指南書です。

工学部

機械工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
平佐多敬二 バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎 バッタの被害を食い止めるため一人の日本人がアフリカへ行ったノンフィクション作品。活躍が認められ現地の名前(ウルド)が授けられた。

都市創造工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
水谷夏樹 ロボットは東大に入れるか 新井紀子 もしコンピュータが東大に入れるほど「考えられる」ようになったら、私たち人間は逆に何をすればいいでしょうか?仕事は全てコンピュータがやるとしたら、私たち人間は何をしてお金を稼げばいいのでしょうか?そんなことを考えなければならない時代に来ているという怖い話でもあります。
水谷夏樹 友だち幻想 : 人と人の「つながり」を考える 菅野仁 一人でも生きられるが?でも一人は寂しい。そんな二つの気持ちを持って当然な「友だち」について、うまく対処する気持ちの作り方が書いてあります。やり過ごすことの大切さなど、「みんな仲良く」だけでは過ごせない友だちについてヒントになるかもしれません。
水谷夏樹 仕事にしばられない生き方 ヤマザキマリ 「好きなことを仕事にするには、野垂れ死んでもいいくらいの覚悟がいる。好きな仕事で成功しても、生活がうまく行くとは限らない。何をしてでも生きていくという覚悟は、どんなことでもその後の人生で役に立つことがある」という本です。
久保寺貴彦 ようこそドボク学科へ! : 都市?環境?デザイン?まちづくりと土木の学び方 真田純子 土、水、構造などの話が高校生向けに紹介されて読みやすいです。平成27年度土木学会出版文化賞を受賞されています。

電気電子情報工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
入江満 人工知能は人間を超えるか : ディープラーニングの先にあるもの 松尾豊 人工知能(Artificial Intelligence: AI)は、実用化の時代を迎えています。AIに対する正しい知識と理解、AIがもたらす未来社会の展望を知ることができます。
入江満 論理的思考力を鍛える33の思考実験 北村良子 様々な社会問題に対する回答を実験室の道具を用いた手法ではなく、自分の知識や論理的思考力を用いて頭の中で考えることにより脳をトレーニングすることができます。
入江満 Life shift (ライフシフト) : 100年時代の人生戦略 リンダ?グラットン,
アンドリュー?スコット
日本の長寿化は世界の先頭を走っています。働き方を含めた大きな変革が求められる長寿化社会での生き方を知ることができます。
大野麻子 働くひとのためのキャリア?デザイン 金井壽宏 「働くひと」には数年後に就職する学生の皆さんも含まれています。人生の節目ごとに読み返したい一冊です。

全学教育機構

推薦教員 書名 著編者 推薦文
谷田信一 サピエンス全史 : 文明の構造と人類の幸福(上下) ユヴァル?ノア?ハラリ ハラリの人類史は、その博識のすごさだけでなく、人類の言語と文明の核心を虚構の能力だと見るなど、観点の鋭さも際立っており、ここ数年で最も知的興奮を感じた本である。
西野倫世 教育学第一歩 中内敏夫 教育問題の見方?考え方の枠組みを提起する入門書。教師を目指す人はもちろん、教育学に関心のある人はぜひ。