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情報デザイン学部 DAVS(Digital Audio Visual Studio/ダブズ)

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2026年4月、情報デザイン学部に、新スタジオ「DAVS(Digital Audio Visual Studio/ダブズ)」が開設。

DAVS(Digital Audio Visual Studio/ダブズ)

映像?音声?配信に関するプロ仕様の機材環境を完備した、実践型のクリエイティブスタジオ。コントロールルームと2つの防音スタジオを備え、白と黒を基調としたブロックチェックや鮮やかなネオンサインが、デジタルスタジオらしい空間を演出しています。
iPhoneやiFacetrackerを活用したVTuber配信をはじめ、映像撮影、音声収録など、多彩なコンテンツ制作に対応。企画?制作のフェーズから収録?配信まで、コンテンツを単に「つくる」だけにとどまらず、「届ける」プロセスまで実践できる環境が整っています。
情報発信に欠かせないネットリテラシーや著作権への理解を重視していることも特徴です。収録?配信を行うと同時に、デジタル社会において適切な表現方法を、楽しみながら身につけていくことができます。

情報デザイン学部に新スタジオ「DAVS」が開設!
担当教員特別インタビュー

2026年4月、情報デザイン学部に、新スタジオ「DAVS(Digital Audio Visual Studio/ダブズ)」が開設。映像?音声?配信を通して、メディア表現の幅を広げることができるスタジオです。今回は、DAVSの開設に携わった長谷先生に、スタジオが誕生した背景や学生に身につけてほしい力、今後の展望について伺いました。

DAVSが開設された背景や目的を教えてください。
情報デザイン学部では、プログラミングなどのシステム系の学びと、デザインなどのメディア系の学びを融合し、情報を「つくる力」と「伝える力」の両方を身につけられる教育環境の実現を目指しています。そのために重要になるのが、映像や音声、配信といった映像制作を実践的に学べる環境です。DAVSは、防音スタジオ2室とコントロールルームを備え、動画撮影や音声収録、配信のほか、VTuber配信のようなコンテンツ制作にも活用できる施設として開設しました。日々進化する技術に触れながら、これからのメディア表現に対応できる人材を育成していきたいと考えています。
スタジオのデザインや空間づくりでこだわった点はありますか。
学生が興味を持ち、「ここで学んでみたい」と感じられるスタジオにしたいと考えました。白と黒を基調にしたブロックチェックやネオンサインなど、デジタルらしさを感じられるデザインを取り入れています。
スタジオ内はガラス越しに見えるため、通りかかった学生が足を止めて興味を示してくれることも多いです。単に機材を置くだけでなく、学生の好奇心を刺激し、制作意欲につながる空間であることも大切にしています。
DAVSでの制作を通して、どのような力が身につきますか。
DAVSでは、バーチャルアバターを使ったライブ配信の一連の流れを実践的に学ぶことができます。デザインしたアバターをフェイストラッキングで人の表情やリップシンクと同期させながら動かすことが可能で、VTuberとして配信したり、録画する実習を行っています。
アバター表現は、デザイン、表情のトラッキング、音声、映像、配信システムなど、さまざまな技術が組み合わさって成立します。そのため、一つのコンテンツを制作するなかで、技術だけでなく、演出や見せ方、配信運用まで横断的に学べる点が特徴です。
また、配信する側だけでなく、コントロールルームでディレクターやプロデューサーのような立場も経験できます。企画、録画、編集、配信といったワークフローを経験することで、コンテンツ制作を多角的に捉え、実践する力を身につけられることがDAVSの魅力です。
iPhoneや「VRoid Studio」を採用した理由を教えてください。
iPhoneを使う大きな理由は、フェイストラッキングに対応したツールの精度が高いことです。顔の動きや表情をリアルタイムに読み取り、アバターへ自然に反映できるため、配信における表現を学ぶうえで有効な環境だと考えました。また、学生にとって身近なデバイスであることも利点の一つです。
「VRoid Studio ※1」は、専門的な3DCGソフトを一から扱うのではなく、学生がイメージしたキャラクターを比較的スムーズに形にできる点が魅力です。身近な機器やソフトを入り口にしながら、本格的なアバター表現へつなげられることを重視しています。
授業やゼミでは、DAVSをどのように活用していますか。
1年生は、大学パンフレット制作実習の一環として、スタジオの体験や撮影をしてDAVS紹介ページの作成に取り組んでいます。早い段階から本格的な制作環境に触れることで、映像や音声、配信への関心を広げていけたらと考えています。
3?4年生が所属する長谷ゼミでは、VTuber配信を行なっています。実際に配信する技術を身につけることを目指し、学生たちと一緒に取り組んでいます。
学生たちに課題を出すと、想像以上のスピードで形にしてきます。ゲーム配信やボイスチェンジャーの活用など、自主的に調べ、試行錯誤を重ねながら意欲的に進めていく姿勢に驚かされています。
今後の展望を教えてください。
まずは、学生たちがDAVSを安定して活用できる環境を整えていきたいと考えています。配信技術の習得に加え、ネットリテラシーや著作権など、発信するうえで欠かせない知識も慎重に学びながら、実践の土台をつくっていくことが大切です。
そのうえで、大学の情報発信や学内即嗨比分などにも活用の幅を広げていきたいですね。さらに将来的には、企業とのコラボレーションも視野に入れています。現在、企業からお話をいただいている案件もあり、商品やキャラクターと、学生が学ぶアバター?VTuber表現をどのように組み合わせられるか模索しているところです。
実際の成果が求められる取り組みだからこそ、慎重に進める必要がありますが、DAVSで培った技術を学内にとどめず、学外へ広げていけることに大きな可能性を感じています。
入学を検討している人や、DAVSに興味を持っている人へメッセージをお願いします。
映像や配信、アバター表現に興味がある人にとって、DAVSはプロの機材を使用でき、実際に手を動かしながら学べる場所です。スマートフォンや身近なアプリをきっかけにしながら、キャラクターをデザインし、映像や音声を整え、コンテンツとして届けるところまで経験できます。
大切なのは、技術を覚えることだけではありません。自分ならどんな表現をしたいのか、誰に向けてどのように届けたいのかをプロデュースすることも、これからのメディア制作には欠かせない力です。ゲーム、アニメ、映像、配信、キャラクターなどに関心がある人は、ぜひDAVSで新しい表現に挑戦してほしいです。

長谷先生、ありがとうございました!

※1:3Dキャラクターのアバターを作成できるアプリケーション。髪型、顔、体型、衣装などをカスタマイズし、オリジナルの3Dキャラクターを制作できます。作成したアバターは、映像配信やVR?ARコンテンツなど、さまざまな3D表現に活用できます。

DAVSで“VTuber配信”に挑む学生たちに密着!

2026年4月に情報デザイン学部に新設された、映像と音声の収録?配信に対応するクリエイティブスタジオ「DAVS(Digital Audio Visual Studio/ダブズ)」。このスタジオを活用する学生たちに、スタジオに関心を持ったきっかけや、現在取り組んでいる制作についてインタビューしました!

学生名※取材時右手から:時任 伊吹(ときとう いぶき)野田 渉未(のだ あゆみ)[協力]畑田 一輝(はただ かずき)豊田 大和(とよた やまと)

「VTuber配信」を学べるスタジオができると聞いて、最初はどのように感じましたか。
本格的な映像や配信の機材が揃うと聞いて、「ここでどんな撮影や配信ができるんだろう」と一気に想像が広がりました。初めてスタジオを見た時は、ネオン看板やモノトーンで統一された空間にデジタルらしさを感じ、新しいことが始まる場所としてとてもワクワクしたのを覚えています。
また、普段は「見る側」だったゲーム配信やVTuber配信の裏側を、自分たちが「作る側」として学べるのは面白そうだと感じました。映像や音声、アバターがどう組み合わさって成り立っているのか、自分たちの手で触って確かめてみたいという期待がありました。
現在はどのようなことに取り組んでいますか。
私たちは研究室活動の一環としてこのスタジオを使い、配信に必要なスタジオワークを学んでいます。最近は、VTuberとして出演するグループと、映像や音声を確認?調整するグループに分かれ、「2人のVTuberによる同時配信」のテストを進めているところです。
配信時には出演側は、iPhoneで顔の動きを読み取り、その動きを「VRoid Studio」で制作したアバターにリアルタイムで反映させながら、ボイスチェンジャーで声色を変えて会話をしています。2人のVTuberの口の動きと音声、さらに映す動画の3つに遅延が出ないよう実験を重ねています。
ただ用意された環境を使うのではなく、必要な機材や方法を自分たちで調べ、選びながら作っている感覚があります。自分達で考えた方法がうまく動いたときは、みんなで声を掛け合って喜んでいます。トラブルが起きたときも原因を確認し直し、試したことを積み重ねながら、配信の流れを少しずつ整えている最中です。
実際にDAVSを使ってみて、面白いと感じるのはどんなところですか。
フェイストラッキングを利用して、自分の表情や口の動きがアバターにきれいに反映された瞬間はとても面白いです。最初は思うように動かないこともありますが、調整を重ねるほど「もっと試してみたい」という気持ちになります。
また、家庭では触れる機会の少ないプロ仕様のボイスチェンジャーやミキサーなどの本格的な配信機材に触れられるのも新鮮です。映像や音声がどこを通って画面に出ているのかが分かってくると、普段見ている配信の裏側が見ることができるおもしろさがあります。アバターの表現だけでなく、機材の操作やメンバーとの連携も含めて、ひとつの配信が成り立っていることを実感できるのが、DAVSならではの魅力だと感じています。
配信は、どのように分担していますか。
メンバーそれぞれの得意分野に合わせて役割を分担しています。ゲームやアプリに詳しい人、アバターのデザインや制作が得意な人、機材まわりを担当する人、編集をする人と、それぞれができることから関わっています。得意な人や興味のある人が教えることもあり、チームで学び合いながら進められる環境です。
例えばアバター制作では、配信のコンセプトに合わせてキャラクターの方向性を考え、髪型や目、全体の雰囲気など細部までデザインに落とし込んでいます。これまでに10体ほど制作し、キャラクターごとに個性が出るよう工夫しています。一方、機材担当は、音声のレベルや画面の合成などを実際に試してみて、わかった知識をメンバー全員に共有して次の配信に活かしています。
DAVSでの制作を通して、どのような力が身についていると感じますか。
大きく分けて3つの力が身についていると感じます。 1つ目は、「多角的な視点」です。配信者側と、指示を出すディレクター側の両方の立場を繰り返し経験するうちに、相手に伝わりやすい言葉選びを意識できるようになりました。
2つ目は、「視聴者視点での表現力」です。デバイス上でどう見えているかを意識し、アバターの表情や動きを大きめに出すなど、画面越しでも伝わりやすい工夫を心がけるようになりました。
3つ目は、「トラブルシューティング能力」です。配信中に問題が起きた際、原因が設定なのか、デバイスなのか、接続なのかを一つずつ切り分けて確認する技術や知識がつき、配信の仕組みへの理解が深まっています。
今後の目標を教えてください。
まずは、今取り組んでいる2人同時配信を形にすることです。できることが増えていくと、次の新しい企画のアイデアも湧いてくるのでとても楽しみです。
2人で同時にゲームをプレイしながら配信し、それを安定して継続できるようになることが当面の目標です。配信の形が安定してきたら、内容の見せ方や独自の企画にももっと挑戦し、配信したい内容に合わせて機材や方法を自分たちで自由に選べるようになっていければと思います。
DAVSに興味がある人へ、メッセージをお願いします!
VTuber配信やゲーム、アバター表現に少しでも興味がある人は、ぜひDAVSでプロ仕様の機材に実際に触れてみてほしいです。自分の好きなことをきっかけに、できることや表現の幅が広がっていくと思います。これからさらに進化していく配信技術を、楽しみながら一緒に学んでいきましょう!

長谷研究室のみなさん、ありがとうございました!