経営学部 商学科
経営学部 商学科
Jun design Roomの土山 純先生による講演会が,7月2日(土)5時間目,鈴木ゼミと澤登ゼミ(出席者数45名)で開催されました。土山先生は,グラフィックデザイナーであられ,現在は,『DAITO TIME』『だいとうまちゼミ』『Nukui』といった大東市ではおなじみのタウン誌の企画?取材?編集に携わっておられます。それだけなく,「誌面を超えて現実の世界でも人と人をつないでいきたい」という想いから,当該月の『DAITO TIME』に掲載された企業の社長さんや店長さんにお声掛けされ,毎月交流会を開催されています(現在はコロナウイルスにより中断中)。このような土山先生のお仕事に対する前向きな姿勢は今回のご講演のタイトルにも表れていました。タイトルは「心を動かす。人をつなぐ。」。
ご講演では,記者のお立場から,(取材先のお店に)お客様に足を運んでもらうためには「写真はメニュー,内観,外観を撮影すること。店主の自然な笑顔を撮影できればいうことなし」。取材では,店主の人となりを伝えることが大切で,これを引き出す名質問は「これまでにお客様からもらった嬉しかった言葉は?」。読者に記事を読んでもらうためには「知人に伝えたくなる情報やエピソードを含めること」。そのほかにも「キャッチコピーを入れるといいよ」「シリーズ化するのもお勧め」など,具体的なアドバイスから記者の仕事の醍醐味まで,たくさんお話しくださいました。
果たして,現在,インスタグラム『daito_shimbun』に大東市の魅力に関する記事を投稿中の学生は(関連記事「大東市?産経新聞社主催『comprehensive plan DAITO SHIMBUN』のワークショップ開催」大阪産業大学経営学部商学科HP PickUpNEWS,2021年7月20日掲載, /fc/news/11872.html/ ),想像以上に影響を受けたようです。今回の講演後に投稿された写真には,店長さんの笑顔がいくつも!記事には,以前にも増して,「読んでもらいたい」という学生の気持ちが溢れています!シリーズ化されたものも出てきました! さらに「動画もアップしたいです」といったリクエストまで(動画のアップについては現在,大東市および産経新聞社と検討中です)。これらは全て「読んでもらうためにはどうすればいいのか?」という難題に学生が真剣に向き合い実行に移した結果です。そこには土山先生のお仕事に対する熱い想いに刺激を受けた彼らの「前進」を感じます。
土山先生,興味深いご講演を誠にありがとうございました!?