リオ五輪?パラリンピックで世界が沸き立つ中、アシックス本社（神戸市）に併設されるアシックススポーツミュージアムを見学しました。歴代のアスリートたちの輝かしい成果を支えた用品の数々を実際に手に取りながら、アシックスのマーケティングの基礎にある創業者?鬼塚喜八郎の経営理念「まず頂上を攻めよ」を学びました。頂上すなわち憧れのトップ選手に製品が評価、使用されればアマチュア選手や一般層がその後に続く、という創業者の強い信念と今日にいたるアシックスの足跡にゼミ生一同、思いをはせました。

アシックスに次いで、同じく神戸市に立地するグリコピア神戸を訪ねました。グリコピア神戸は「おいしさと健康」を企業理念とする江崎グリコの工場と企業ミュージアムが一体となった「お菓子の工園」です。おなじみのポッキーは1966年に誕生しちょうど50年を数えるロングセラーブランドであり、マーケティング論の講義でもしばしば取り上げてきました。今回はポッキーのブランドイメージを作り上げてきた広告?アイドルの歴史、そして、原料の混合から仕上げ?包装までの製造プロセスがまさしく目の前で展開しました。

夏休みを活用しつつ、こうして少々欲張りな施設見学を実施することができました。商学科では、今後さらに生活者の意識、関心が高まっていくであろうスポーツ?健康そして食の世界も、ビジネスの視点から学んでいきたいと思います。

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アシックススポーツミュージアムにて

グリコピア神戸にて