商学科では2018年12月5日（水）の商学総論Bの中で「地元大東市の産業(ビジネス)について」と題して大東商工会議所、TJ GROUPの東野会長をお招きして講義を実施しました。受講生約180名（主として1回生）が熱心に受講しました。最初に、大東商工会議所の藤崎様、白谷様から商工会議所の概要や大東市の産業、事業者のデータなどの説明がありました。商工会議所が地元事業者の経営相談や重点的な経営課題について一緒に取り組んでいることがわかりました。続いて、TJ GROUPの東野会長からバイオマス発電事業について話を聞きました。東野会長は木質廃棄物をさらに有効活用するために発電事業に取り組まれています。その活動が国から高く評価されて、平成28年度地球温暖化防止活動として環境大臣から表彰されました。現在、大東市は市役所や学校の電力調達先をバイオマス発電に切り替えています。その取り組みは新事業の成功シナリオとして、高橋(2018)『新事業開発成功シナリオ』同文館出版に掲載されています。商学科の1回生は早い段階で、地元経営者の具体的な話しを聞くことで企業への関心を高めると同時に、学問と学生生活の重要性について考えてほしいと期待しています。