日本語教育実習2は日本語教師資格取得を目指す学生が、海外の教育機関で日本語の教壇実習をします。昨年度までの3年間はコロナ禍のため、オンラインでの海外実習でしたが、今年度はやっと現地実習をすることができました。
　5月10日から17日まで、大畠夏帆、中村真緒、永戸秀の3名の履修生が、台湾の台中科技大学で日本語を学ぶ学生に、日本語の授業をしました。そのために、出発前はもちろん、現地に行っても授業当日の朝まで、何度も教案を修正し、練習を重ねて必死に準備しました。そのほかにも、多くの授業を見学させてもらって授業内活動に参加したり、近隣の日本語補習班（塾）を見学したり、地元の高校で日本文化として折り紙を教えたり、盛りだくさんでした。
　しかし何よりの思い出は、台湾の学生たちと美味しいものを食べながら、日本や台湾についてなどたくさんのことを話していっぱい笑ったことでしょう。
　入学時は緊急事態宣言で、思い描いていたキャンパスライフが送れなかった中、4年次になって本当に貴重な体験をすることができました！

大阪産業大学国際学部では、今後も日本と世界を結ぶ日本語教員の養成に取り組んで参ります。