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工学部 機械工学科

【特集】小惑星探査機「はやぶさ」を超えて!目指せ、新型ロケットエンジンの開発!(3/3)

2020年5月8日 工学部 機械工学科

研究が拓く未来

 皆さん想像してください(図1)。西暦2120年、宇宙大航海時代の到来から100年が経ちました。関西宇宙観光空港から大型ロケットが飛び立ちました。乗組員はパイロット5名と民間人500名です。途中、国際宇宙ステーションに寄港し、火星基地に向かう乗客を降ろした後、月基地を目指します。宇宙ステーションまでは地球の重力場を脱するために化学ロケットエンジンを用いますが、宇宙空間、惑星間航行には大型電気推進ロケットエンジンを利用します。宇宙船の窓から見る、地球、月、火星、本当に美しいことでしょう。この感動、場景はもう決して夢物語ではないのです。

月?地球間の定期連絡船

火星?木星観光船

図1 航行イメージ(JAXA提供)