工学部 機械工学科
工学部 機械工学科
令和元年10月9日(水)において大阪府立佐野工科高校で模擬授業に参加しました。1年生を対象に13:15から50分間授業を2回行い、56名もの生徒さんが「機械工学」の本模擬授業を選択し、熱心に聞いていただけました。
授業内容は私の学歴および職歴を例に、機械工学エンジニアへ至る過程を説明しました。次に、大学の機械工学は、先ず「数学」と「物理」を主体的に学ぶことから始まり、機械設計に関わるCAD製図や工作実習を学びながら機械4力学という数式計算を多く使う科目を学ぶことを説明しました。
また、大阪産業大学機械工学科は人工関節や車いすなどの「医療福祉機械」を学べる機会もあり、臨床工学技士への進路も相談できることを紹介しました。そして、工科高校出身者は大学進学の目的として母校の先生を目指す人も多いことから、大阪産業大学では高校教員免状(工学)を容易に取得できる説明をしました。
今回の模擬授業で立ち会われた佐野工科高校の先生も「私は大学工学部で教員免状を取得し、大企業でロボット製作のエンジニアとして勤務した後に高校教員となりました。教員免状取得の奨励は共感します。」と言っていただきました。
模擬授業の間で、多くの質問をいただき、機械工学に対してたいへん興味を持たれている反応であったことを私も嬉しく思いました。