保健管理センター
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色覚異常の有無を調べる検査です。色覚異常とは色を感じる視細胞の異常によって、正常とは違った色の感じ方をしている状態をいいます。
色覚異常の強さには個人差がありますが、多くの場合は日常生活で困ることはありません。検査を受けて指摘されない限りは気付かないことも多いです。
点灯ランプ等の細かな色の違いにより直接的に操作や作業に影響が出てしまうような職業
?パイロット、電車の運転士、航海士、自衛官など
色覚異常は色が判別しづらい現象であり、決してものが見えないということではありません。もちろん、信号機の色が判別しづらいといった重度な症状がみられる場合には、ご自身の命を守ることを最優先に対策を講じる必要があります。
しかし多くの場合は、日常生活を送る上で深刻な不自由を感じられている方は一般的に少ないとされています。その他、誤認しやすいシチュエーションがあると事前にわかっている場合には、まずはご自身の特性を十分理解した上でそれに対する適切な対処法を知ることが有効です。
決して必要以上に気に病むような現象ではありませんので、ぜひ前向きにご自身の特性に対して理解を深めていただけたらと思います。
日常生活では8割程度の情報を視覚(色覚含む)から得ていると言われています。
学生定期健康診断では上級生向けに色覚検査を実施していますので、ご自身の色覚状態を知るためにも色覚検査を受診しましょう!