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課外活動(クラブ等)

「路面電車でGO!大作戦」ついに完成!―外装再塗装を経てお披露目―

大阪産業大学が取り組む「おもろい大学」企画の一環として進められてきた 「路面電車でGO!大作戦」 において、車両の外装再塗装作業が完了しました。これにより、長年の風雨で劣化した外装が修復され、かつての趣を残しつつも、新たな塗装によって蘇りました。

本プロジェクトは、大阪産業大学の学生と教員が協力し、大学のシンボルである路面電車を整備することで、学内外に向けた発信力を高めることを目的としています。外装の再塗装作業には、学生たちが主体となって取り組み、作業工程の計画から実施まで実践的な経験を積みました。

今回のプロジェクトの中心となったのは、機械工学科3回生の松本 明さん。指導教員は山田啓次教授が務めました。学生主体で進められた本プロジェクトは、塗装技術や作業計画の重要性を学ぶ貴重な機会ともなりました。

今回の作業では、まず車両の外装を丁寧に研磨し、古い塗装の剥離作業を行った後、新たな塗装を施しました。塗装作業には細心の注意が払われ、色むらを防ぎながら、均一な仕上がりを目指しました。その結果、長年の劣化でくすんでいた車両が、落ち着いた深緑色へと再生されました。

松本さんは今回の作業について、「緑の塗装が特に苦労した点です。塗装のムラや塗料が垂れないように、スプレーガンの動かし方に気を使いながら作業したことが苦労しました。今回、日本に1両しかない貴重な路面電車を自分たちの手で塗装、修復したことは、とても光栄で良い経験になったと思っています。今後も大阪産業大学のシンボルとして残り続いてほしいと思っています。」と語っています。

今後、この車両は大阪産業大学のシンボルのひとつとして、学内外の注目を集めながら活用されていくことが期待されます。また、今後の展開として、車内補修についてはクラウドファンディングを実施し、広く資金を募ることで改修を進めていく予定です。

本学は今後も、学生が主体となって地域と連携し、社会貢献につながるプロジェクトを推進してまいります。