学生、保護者の皆様
皆様方におかれましては、本学における即嗨比分感染症への対応にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
学生と教職員の安全を確保するため、前期に関しては一部の実験?実習?ゼミ等を除き非対面方式での開講を原則としてきました。しかし一方で、大学本来の機能が十分に果たせない状況は大変心苦しく、ウィズ?コロナの時代に即した後期授業形態に関する検討を進めた結果、対面式の授業形態を可能な限り実施しつつも、状況の変化に応じてオンライン形式へ速やかに移行できる「ハイブリッド方式」の形態を基本方針としたく存じます。
7月22日付の文書においては、7月末を目処に方針をお示しすることをお約束しながら、感染拡大状況の見極めに時間を要し、本日付の方針公表となったことを深くお詫び申し上げます。
【基本方針】
- 一般教室で行う講義形式の授業については、ハイブリッド方式で実施します。ハイブリッド方式とは、クラス分割や分散登校によって教室での密集防止を図ったうえで、対面式の授業を行うとともに、授業内容のリアルタイム配信を行い、さらにオンデマンド配信を行うことで、オンラインでの受講者にも対面式と同等の授業内容を提供するものです。感染状況の変化に応じて速やかに登校対象学生の割合を変更し、場合によっては希望者のみを対象とすることも想定しています。
- 実験?実習?実技?演習、及び、教職課程の要件が存在する等、対面が必須となる科目については、その一部につき対面式での授業実施を可とします。また、卒業研究?ゼミ等は、少人数での対面指導を可とします。
- 上記の対面式授業はいずれも、感染防止対策を徹底したうえで実施しますが、受講については、学生の意思を尊重して登校を強制せず、オンラインでの受講者に成績上の不利益を生じさせないこととします。
- オンライン配信については標準的な方法を定めて教員への周知と習熟を図ること、前期の経験をふまえ授業の質向上や双方向性の強化を図ること、登校日や授業形態に関する一覧性の高い時間割情報を提供すること、等を通して、教育の水準向上、学生の受講環境の保持に努めます。
以上の方針につき、皆様方のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。
大阪産業大学
学長 中村 康範