大阪産業大学からのお知らせ
大阪産業大学からのお知らせ
2018年4月27日~29日の3日間、台湾 新台北市で開催されたシンポジウム「第1回EIM Taiwan」にスポーツ健康学科 佐藤真治教授と4名の学生が招待され、佐藤真治教授による講演と学生による筋力不足予防体操”歩く人体操”の披露が行われました。
この体操はもともと東北震災の復興支援において仮設住宅入居者の運動不足予防を目的に開発されたものです。シンポジウムでは学生代表 人間環境学研究科 人間環境学専攻の嶋田愛さんがその経緯を説明、震災直後からの復興支援の様子を自主制作の映像で紹介しました。最後に、昨年の2月に台湾で発生した大地震へのお見舞いを述べると、会場は満場の拍手に包まれました。
その後、学生全員(藤田佳世さん、奥出姫奈さん、斉藤実咲さん)が体操を披露すると会場が一体となり、その様子は現地の新聞やネットニュースでも大きく取り上げられました。加えて、行く先々で参加学生の明るさと素直さは評判が高く、活動をご覧になった現地の大学から学生交流の依頼があるなど、国際交流の一助となりました。
ACSMとEIM
アメリカスポーツ医学会(ASCM)は、会員数約5万人を超える世界有数のスポーツ医学分野の学会で、8年前よりEIM(Exercise Is Medicine)プロジェクトに力を入れています。
EIMの目標は、運動療法を普及し、地域で歩く人を増やし、「運動を病気の治療と予防に役立てよう」というメッセージ(EIM Solution)を世界中で広げることです。すでに40以上の国と地域が本プロジェクトに参加しており、日本でもEIM Japanが設立予定です。